ダーツケースを自作しよう。

ダーツにまつわる自作のなかで、一番人気のあるのはダーツケースの自作です。

一昔前はダーツケースにバリエーションが余りなかったために、少しダーツにはまった人は、ダーツケースを自作する人が結構多かったそうです。

最近はいろいろなダーツケースが出てきているのでその熱もさめつつあるようですが、オリジナリティーを出したいとか、こだわりを持つ人はやっぱり自作するするダーツファンもいるようです。

ダーツケースといえば、やはりレザーで自作したいとおもいまして、レザー用品の自作のイロハを少し紹介したいと思います。

ダーツケース自作:準備編1

1.どのレザーで自作するかを選ぶ。

ダーツケースを自作する際に、まずしないといけないのは、どの皮を選ぶかということです。

いろいろな皮がありますが、私の知人はサドルレザーという”タンニン”という植物でなめらされたヌメ皮を使っているようです。

このレザーは使い込むほどに良いアメ色になっていくのが自作ファンには人気のあるそうです。

厚さは1mm位のものなら丈夫なダーツケースを自作出来ると思います。

2.設計図を作る

さてダーツケース自作の次の作業は、型紙をつくる前の設計図を作ることです。

ただ自作といってもいきなりオリジナルのダーツケースを考えて設計図をつくっていくのは、現実的な方法ではないです。

まずは先人の知恵を学ぶということで、友人や自分のダーツケースを真似て、原寸大の設計図を作っていくのが良いと思います。

そこに少し自分のアレンジを加えるくらいが、初心者には良いでしょう。

ダーツケース自作:準備編2

3.型紙を作る

そして設計図をつくったら、それをもとに型紙をつくっていきます。設計図をもとに工作用紙に写す際はカーボン紙を使うと良いようです。そしたら写したものをはさみやカッターで切り出します。

まずその型紙でペーパークラフトのように紙のダーツケースを作ってみます。すると、ここは短いあるいは長いとか、あれっ変だなっていうところを修正すると良いです。

4.皮に写して、切り出す。

出来た型紙を皮に広げてなるべく効率良く配置します。

これは貴重な皮を有効に使うためです。配置した型紙にそって、鉛筆で型をとっていきます。

次に皮包丁という工具を使って皮をカットします。

”皮包丁?”というようにレザーの自作には独自の工具も登場しますが、出来たら手に入れたほうが良いですね。

やはり仕上がりが綺麗に出来るようです。

でも使い方も少し独特なので慣れるまでは大変かもしれません。

大きめのカッターでも切れないことはないです。

→ダーツケース自作:縫い方編に続く


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