ダーツにはボードが必要です。
ダーツ用のボード、あの同心円に中心から放射線状に出ている線で赤と緑でエリアが分けられている独特なデザインを知らない人は少ないでしょう。
ただダーツのルールになると意外と正確に知っている人は多くはありませんでした。
しかし最近になって、ダーツバーでダーツを覚えたり、友人に勧められてダーツを知り、はまってしまう人が、また増えてきているようですね。
私がダーツのルールとボードの意味を知ったのは社会人になってからで、yahooの無料ゲームだったのでした。
ボードのエリアの意味を初めて理解した時は、へ〜、あの赤と緑のボードには、そんな意味があったのかと非常に感銘を受けたものです。
何事もはまってしまうと、やはり腕も上げたくなるもので、ダーツも同じです。
でも腕を上げるためには他のスポーツと同じように反復練習が欠かせません。
ダーツバーや友人の家だけでなく、やはり家にもマイダーツとボードをそろえたいものです。
ではどの用具を揃えたら良いか、ボードを中心に紹介します。
ダーツの種類とボード
ダーツボードには大きく分けて次の2つの種類のボードがあります。
○ソフトダーツ(ソフトティップダーツ)用ボード
このボードの特徴は、ボードの表面に空いている無数の穴です。
ダーツを投げるとダーツの先端部がこの穴にささるようになっています。
素人的には穴と穴の間にダーツが行けばはじかれてしまうのではないかと心配になりますが、実際にダーツを投げてみると、きちんと刺さるので心配しなくても大丈夫です。
このボード向けのダーツは先端部がプラスティック製のものが使われていて、この部品はソフトティップといわれています。
このような穴の開いたボードが生まれた理由は、コンピューター制御のボードを開発したのが始まりです。
投げたダーツが穴に刺さると、コンピューターはそのエリアのポイントを採点し、自動的にゲームスコアを計算してくれるのです。
ダーツは結構計算するのが面倒なところがありますので、このマシンのおかげでダーツ初心者にも気軽にダーツを楽しめるようになりました。
○ハードダーツ(スティールティップダーツ)用ボード
ダーツの先端部が金属製で出来ている、スティールティップ用のボードです。
このボードは木の板で出来ていると勘違いされている人も意外といるのですが、じつはブリックボードといわれる麻を圧縮したものが素材として使われています。
実物のボードを触ってみれば、木の板で出来たものではないのが分かるんですけどね。
世界のトッププロなどが参加する大会をはじめ、一般の大会でも、大会で使用されているのはこちらのボードのほうです。
ティップが金属製の為に、ソフトにくらべて若干ダーツは重くなっています。
ボードにストッと刺さる独特な感覚や、スコア計算を自分するところに、上級者であるほどこだわりがあるようで、ダーツ本来の味を味わうにはこちらを選択するのも良いと思います。
ダーツ、家ではどのボードを買ったら良い?
では2つのボードのうち、初心者はどちらのボードを選んだらよいでしょうか?
腕を磨くことが目的なら、実際にダーツバーにおいてあることの多い、ソフトダーツ用のボードを選ぶのが良いではないでしょうか?
そこで問題になるのは、エレクトリックボードを買うのか?それともノーマルのボードを買うのかです。
ここで考えてみると、投げ方やフォームの練習の為にはエレクトリックボードは必要ないですので、ノーマルの安いボードで十分です。
気も散りませんしね。
しかし予算が許すなら、思い切ってホーム用のエレクトリックボードを買ってしまうのも良いかもしれません。
練習の時は電源を切って、普通のノーマルボードのように使いますが、いざという時には友人などを家に呼んでダーツを楽しむことも出来るからです。
逆にハードダーツのボードの良さは、ダーツがボードに刺さった時の音が、比較的静かなところです。
結構家の中で音が響きますので、家族の理解が得られないかな?と思えばハードダーツのボードを選んだほうが良いと思います。